アイティフォー(東川清社長)は、7月22日、北海道帯広市にある百貨店・藤丸(藤本長章社長)から、お中元・お歳暮の店頭受注システム「RITS(リッツ)ギフトシステム」を受注し、同社が6月4日から開催している「藤丸のお中元」で本格稼働を開始したと発表した。

 藤丸では従来、自社開発のシステムを利用していたが、システムの老朽化を契機に、今後開発が必要な諸機能がすでに網羅されている、RITSギフトシステムへのリプレースを決定した。システム化により受注処理に要する時間が大幅に短縮し、顧客からは「早くなった」「便利になった」との声が寄せられるなど、効率化だけでなく顧客満足度の向上も合わせて実現した。藤丸のお中元は、同店7階催し会場で8月11日まで開催している。 

 RITSギフトシステムは、お中元・お歳暮などの催事場で、受注から配送までを一貫管理でサポートするシステム。展示商品に備え付けられた注文票をカウンターまでもっていったり、またはカタログから選んでもらい、4-6ケタの商品コードを打ち込むことで受注する。従来の手書き伝票に比べて、処理時間を大幅に短縮することができる。

 過去に利用した顧客へは過去の注文内容(お申込承り票)をPC画面に表示・印刷することができ、または事前に郵送した「事前申込書(お申込承り票)」をカウンターに持参してもらうことで待たせることなく対応できる。PCの受注画面は、この「お申込承り票」と同じレイアウトにしてあるため、追加・修正された「お申込承り票」を見ながらパート・アルバイト社員でもスピーディで正確な画面入力が可能。基本的な申し込みは別画面を開かずに1画面で完結する。PC画面を顧客と店員が同時に見ることにより、確認作業もその場で終了する。

受注・対面カウンター

 管理機能として、事前申込書の発送から配送の完了までの状況を案件別に検索・照会することができる。事前申込書の送付後にまだ来店していない顧客や受注済み、出荷処理済み、出荷済みなどの案件を一覧表示できる。

 また、同システムではギフトだけでなくアスパラガス、ジャガイモ、さんまなど季節に応じた農水産物のリピート需要促進にも活用できる。購入履歴がある顧客に「事前申込書」を郵送し、数量を記入して返送してもらう方式。進捗管理も合わせて行うことができる。