東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、大澤正典社長)と日本コンピュータ・ダイナミクス(NCD、下條治社長)は、B-EN-Gが開発・提供するグローバルERP「A.S.I.A.」のセールスパートナー契約を締結した。これによってNCDは、A.S.I.A.をベースとした「グローバル企業向けERPシェアードサービス」を提供していく。

 グローバル企業向けERPシェアードサービスは、中国やASEAN地域に複数の拠点をもつグローバル企業を対象として、統括会社などの任意の拠点に、共同利用型のERPシステムを構築し、グループ内の複数社で販売・購買・債権・債務・会計管理などのモジュールを利用できるサービス。日系企業の海外拠点では、サーバーやアプリケーションを個別に保有しているケースが多いが、同サービスでは、海外拠点の地域グループを一つの管理単位として捉え、一か所で集中管理することによって、固定資産や保守費用の削減、経営管理品質の向上や均一化を実現する。

 また、一つのアプリケーションを共同で利用した場合でも、帳簿は個社ごとに作成が可能。海外グループ内には、工場や販社など、異なる事業特性をもつ拠点があることを想定して、機能追加やカスタマイズの要望にも柔軟に応じる。提供形態は、オンプレミス型とクラウド型の両方に対応する。

 なおNCDは、中国にグループ会社の天津恩馳徳信息系統開発を有しており、同社のERPソフト「用友」を得意分野としている。そのため、中国では用友とA.S.I.A.の連携提案も行う。(真鍋武)