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フォースメディア、ビジネスとSOHO向けのTurbo NASデスクトップ製品を一新

2015/12/01 19:07

 フォースメディア(池田譲治代表取締役)は、12月1日、QNAP Turbo NASシリーズの新機種として、ビジネス向けデスクトップ製品「TS-x53Aシリーズ」4機種、SOHOとホームユーザー向けデスクトップ製品「TS-x51+シリーズ」2機種を、12月中旬に発売すると発表した。

QNAP Turbo NASシリーズ

 「TS-x53Aシリーズ」は、現在のデスクトップタイプのビジネス向け主力製品である「TS-x53Proシリーズ」の後継に位置づけられる製品で、8ベイ、6ベイ、4ベイ、2ベイの4機種をラインアップしている。CPUにクアッドコア Intel Celeron N3150 1.6GHz(Turbo Boost時2.08GHz)を搭載し、メモリはDDR3L RAMを標準で4GB搭載(最大8GB)、ネットワークはギガビットイーサネットを4ポート(2ベイモデルは2ポート)備えている。また、ビジネス上の高いセキュリティ要求に対応するためにAES-NIによるハードウェア暗号化機能を標準で搭載し、暗号化しても非暗号化時と同等の性能を実現する。

 「TS-x51+シリーズ」は、「TS-x51シリーズ」の後継に位置づけられるデスクトップタイプの製品で、4ベイ、2ベイの2機種をラインアップ。CPUにクアッドコア Intel Celeron 2.0GHz(Turbo Boost時2.42GHz)を搭載し、メモリはDDR3L RAMを標準で2GB搭載(最大8GB)、ネットワークはギガビットイーサネットを2ポート備えている。クアッドコアプロセッサ搭載により、従来モデルに比べ処理性能を向上し、ファイル管理だけでなくマルチメディアアプリケーションの利用、HD動画再生、動画ファイルのトランスコードなどを積極的に行うホームユーザーに最適となっている。また、SOHOでのビジネス用途でも活用できる。

 なお、QNAPのOSであるQTSも進化しており、大幅に改善したスナップショット機能や世代管理機能を追加したバックアップ機能を提供する。さらに、仮想化プラットフォームとして、TS-x53AシリーズとTS-X51+シリーズ上で複数の仮想マシンを実行できるほか、LXCとDockerを独自に統合したコンテナ技術により、複数のLinuxシステムを運用することができる。

 フォースメディアでは、HDDとNASの互換性を保証した「HDD搭載モデル」を機種ごとに用意している。また、導入後の安定した運用をサポートし、安心して利用できるフォースメディア独自のサポートを、オンサイト保守(1年-5年)と先出しセンドバック保守(1年-5年)から選択可能で、24時間365日のサービスにも対応している。
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外部リンク

フォースメディア=http://www.forcemedia.co.jp/

「TS-x53Aシリーズ」(4機種)

「TS-x51+シリーズ」(2機種)