11月18日、大手システムインテグレータのコーロングベニッツ(KOLON BENIT、イ・ホソン代表理事)は、韓国有力ソフトウェア企業ハンディソフト(HandySoft、イ・サンサン、イ・ジンシュ共同代表理事)とクラウドビジネス拡大に向けた協業に関する覚書を締結した。

KOLON BENITの京畿道果川市本社ビル

 協業の狙いは、それぞれの技術やソリューションの強みを生かして、クラウド基盤のグループウェアサービスを開発、提供することで、公共分野における業務効率化、生産性の向上を図り、競争力を強化する。覚書を締結する前に、既存のシステムとデータベース(DB)のクラウド環境への移行は完了している。


 コーロングベニッツは、多様化する顧客のニーズに最適化したクラウドサービスの提案やIT資源の仲介、統合、設計、代行運営、およびコンサルティングを行うCSB(Cloud Service Brokerage)事業を積極的に展開している。同社のクラウドエクスチェンジ(図を参照)には、ハンディソフトのグループウェア、TmaxSoftのDBマネジメントソリューション(DBMS)、KsignのDB暗号化ソリューション「Ksign Secure DB」、SAPのERPソリューション「SAP B1」など、有数のソフトウェア企業20社、60個のソフトがクラウドサービスとして提供を開始している。韓国市場では、同社が初めてクラウドエクスチェンジに乗り出しており、AWS DCを基盤にITインフラを運営している。

 同社の2014年度の売上高は3400億ウォン(約319億円)、グループ向けは15%だ。今年初めに就任したイ代表は、KOLONグループ向けに培ってきたノウハウを生かして、クラウドやビッグデータ、スマートファクトリー(AUTOMATION)などの事業領域の開拓に注力することで、グループ外の売り上げをさらに拡大していく方針を表明。業界の最前線で市場を率いる。(文/鄭麗花)