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中国電信と中国聯通 通信事業で戦略提携 ネットワークなど資源共有
2016/01/28 19:07
週刊BCN 2016年01月25日vol.1613掲載
今回の戦略提携の目的は、リソース共有によるコスト低減などの構造改革を通じて、サービス品質を向上し、市場競争力を強化することにある。中国電信と中国聯通は、第4世代(4G)ネットワークビジネスで最大手の中国移動通信に出遅れるなど、体制強化が急務となっていた。
また、中国政府は国有企業の改革を進める方針を掲げており、中央国有企業である中国電信と中国聯通については、合併の可能性があると現地メディアがたびたび報じている。昨年8月には互いの董事長が入れ替わるなど、人事交流が進んでおり、今回の戦略提携も合併を見越した取り組みの可能性がある。
中国電信と中国聯通は、今回の戦略提携が、2016年からの「第13次5か年計画」で中国政府が掲げる「創新、協調、緑色、開放、共享」の5大発展理念を体現するものだと強調している。(真鍋 武)
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