データセンター(DC)世界大手のエクイニクス・ジャパン(古田敬代表取締役)は、約43億円を投じて東京第5データセンターTY5を開設した。ラック数換算で最大725ラックまで収容でき、設計上の最大電力供給能力は3400kVAで、ラックあたりの平均的な電力供給能力は約4kVA、最大で12kVAを想定している。

 エクイニクス・ジャパンは、昨年末までに旧ビットアイル(現ビットアイル・エクイニクス)を傘下に収めており、今回のTY5の開設によって首都圏のDCが計10か所に増えた。内訳はTY1~5までがエクイニクス・ジャパン、TY6~10がビットアイル・エクイニクスが運営する。

 首都圏では、これら10か所のDCを大きく三つの「キャンパス=地区」に分けて、「同一キャンパス内にあるDCを一体的に運用」(エクイニクス・ジャパンの古田代表取締役)していくことで、両社の運用面での統合を進めるとともに、相乗効果を最大化していく方針。

エクイニクス・ジャパンの古田 敬代表取締役

 エクイニクスグループは、旧ビットアイルを傘下に収めるのと前後して、欧州の大手DC事業者のテレシティもグループに迎え入れており、直近のエクイニクスグループのDCは世界40都市、145か所に増えている。2016年末までには150か所に増える見通し。

東京第5データセンター「TY5」の外観