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インターコム、クラウド環境で業務ソフトと連携したFAXサーバーソフト

2016/03/10 19:11

 インターコム(松原由高社長)は3月9日、ハイブリッドFAXサーバーソフト「まいと~く Center Hybrid」を3月25日に発売すると発表した。

 新製品は、FAX機や複合機を使って“紙”でやり取りしているFAX送受信をペーパーレス化・電子化して、業務効率化とコスト削減を同時に実現する最大8回線対応の中規模向け最新FAXサーバーソフト。従来のオンプレミスでのシステム構築に加えて、FAXサーバーの構築には不向きであるクラウド(IaaS)上でのシステム構築に対応した。柔軟性のある価格体系で利用できるIaaS上でFAXサーバーを運用することで、設置コストや管理コストを削減できる。

 また、FAXサーバーと接続する通信ハードウェア(FAXモデム)だけを各拠点(オンプレミス)に設置が可能。拠点ごとの電話番号をそのまま使用でき、一拠点集中のFAX送受信に比べて通信コストが削減できる。さらに、同社中規模向けFAXサーバーソフトでは初めてクライアント機能にウェブクライアントを採用した。パソコン1台1台にインストールする手間を省けるなど、管理者とユーザーの導入負担を軽減する。

 このほか、ERPやOCRなどの業務ソフトと連携するための機能を標準搭載している。業務ソフトが出力した帳票を指定された宛先にFAX送信したり、取引先からFAX受信した帳票を業務ソフトへ電子ファイルで渡したり、といった業務ソフトと連携したFAX送受信を自動化できる。

 税別価格は、SDU2回線版 1年保守付パックが63万5000円、SDU2回線版 5年保守付パックが97万6000円、SDU4回線版 1年保守付パックが72万3000円、SDU4回線版 5年保守付パックが125万8000円、SDU8回線版 1年保守付パックが106万3000円、SDU8回線版 5年保守付パックが177万2000円。
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外部リンク

インターコム=http://www.intercom.co.jp/

「まいと~く Center Hybrid」=http://www.intercom.co.jp/mytalk_center_hybrid/