ネットワールド(森田晶一社長)は3月30日、ネットワーク仮想化ソリューション「VMware NSX」(NSX)が、ニフティ(三竹兼司社長)が提供する「ニフティクラウド」のサービス基盤に導入されたと発表した。

 ニフティは、サービスインフラの運用管理の自動化、効率化を追求するために、さまざまな機能をソフトウェア制御で実現するSoftware Defined技術の活用に早くから着手していた。今回、NSXを選定したポイントとしては、API連携の充実などにより運用効率性が高く、柔軟なスケーラビリティがあり、ハイパーバイザーに近い部分でフィルタリングを行うアーキテクチャによって、物理ネットワーク機器と比較しても遜色ない高パフォーマンスを発揮できることなどを挙げている。

 ニフティでは、15年からニフティクラウド基盤へのNSXの導入に着手し、新規構築する環境から段階的に適用を開始しており、16年度中には既存環境の移行も完了する予定。また、先頃提供を開始した「ニフティクラウド DRサービス with VMware vCloud Air Technology」にもNSXを活用している。

 ネットワールドは、ニフティと戦略的パートナーシップを締結しており、「ニフティクラウド」のOEM供給を受け「NETWORLD CLOUD」を展開し、DR(災害対策)サービスやSaaSサービス、バーチャルアプライアンスなどの付加価値サービスを組み合わせた「NETWORLD CLOUD MART」を提供している。ニフティでは、本格的なIoT時代の到来を迎えるなか、NSXの積極活用、新しいサービスの創造など、これからの新しいクラウドをともに創り上げていくパートナーとして、ネットワールドとの協業を進めていく考え。