クラウディアン(太田洋代表取締役)は5月12日、ベリタステクノロジーズ(ベリタス、西村隆行社長)のエンタープライズクラスのデータ保護ソリューションである「Veritas NetBackup7.7」と、Amazon S3 API完全準拠のスケールアウト型オブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HyperStore」との接続性を認定したと発表した。

 Veritas NetBackup7.7で実装されたAmazon S3 互換クラウドコネクタは、CLOUDIAN HyperStoreのようなAmazon S3 互換クラウドストレージターゲットのバックアップやリストア時間を大幅に改善できるように最適化されている。ベリタスでは、両製品の連携による(1)単一管理コンソールでの操作性(2)障害発生時の継続運用性(3)バックアップの高速性を中心に検証し、いずれも良好な結果を得た。

 また、一般的にオブジェクトストレージはブロックストレージよりもデータの読み書き速度が遅いとされている。しかし、最適チューニングを施したうえで、Veritas NetBackup7.7とCLOUDIAN HyperStoreの両製品を連携することで、ブロックストレージと遜色のない高いバックアップ性能が確認できたという。

 Veritas NetBackup7.7は、エンタープライズクラスバックアップソリューションの最新版。最大規模で最速の俊敏性を求められる企業環境をサポートするための新機能を追加し、パフォーマンスも強化している。また、データセンター向けにVMware vSphere 6とMicrosoft HyperーVとの統合を強化するとともに、Amazon Web Services、Google Nearlineなどを活用するハイブリッドクラウド環境をサポートしている。クラウドのパフォーマンスも強化しており、以前のバージョンに比べて最大で30倍のパフォーマンスを提供する。

 CLOUDIAN HyperStoreは、P2P(ピア・ツゥ・ピア)アーキテクチャで、汎用サーバー2台(推奨3台)からスモールスタートし、数ペタバイト超級にまでスケールアウトできる高い拡張性を備えたAmazon S3 API完全準拠のオブジェクトストレージシステム。複数サーバー間、さらには複数データセンター間でも、自動複製・分散配置により堅牢にデータ保護する。

 Veritas NetBackup7.7とCLOUDIAN HyperStoreを連携活用することで、顧客はストレージの運用効率化を図ることができる。また、バックアップデータの保管先をパブリッククラウドとオンプレミスのストレージに使い分けるハイブリッドクラウドを実現できる。