アイティフォー(東川清社長)は、事務部門の業務を自動化する「ナイス・リアルタイムソリューション(NICE RTS)」の拡販を5月13日に開始した。

 ナイス・リアルタイムソリューションは、既存システムに手を加えずに、複数システムへのデータ入力や画面操作をあたかもロボットがPCを操作するかのように自動化したり、業務の手順を指示するガイダンスにより業務効率化やコンプライアンスを実現したりするもの。自動化やガイダンスの設定は自由度が高く、さまざまなオフィスの業務に適用できる。同じデータを複数のシステムへ複数回入力する業務や、入力項目を誤るとコンプライアンス違反になる業務など、定型業務が多いあらゆる事務部門に対し、人件費の削減とコンプライアンスを実現する。

 ロボット従業員は簡単な方法で勤務を開始し、ヒューマンリソース管理を支援することができる。具体的には、関連システムの起動や連携、データ入力、画面操作などのPC操作を記録し、ルールを設定することで、一連の作業を自動化。処理時間を短縮するだけでなく人為的ミスの排除を実現する。また、業務に使うシステムの必要な部分を手続きの順に1画面へ集約し(シングルビュー)、それをリアルタイムに表示する。これにより、経験の浅い従業員でも迷わず迅速に業務を行うことができる。

 同社では、拡販にあたり顧客の業務分析を行う15人の専任チームを発足し、顧客の業務を分析して、改善効果を数値で予測したうえで提案することで、費用対効果を明確にする。ターゲットは、金融機関や定型業務の多い事務部門を始めあらゆる事務部門となる。

 価格は、50ユーザーで1270万円から。今後1年間で10億円の受注を目標としている。