セゾン情報システムズ(内田和弘社長)は7月12日、ファイル連携ミドルウェア「HULFT」とオプション製品「HULFT Script」が、共同印刷西日本(岡田正明社長)が提供する医療機関向けサービス「医療機関向けソリューション 健康診断業務サポートサービス」のデータ連携基盤に採用されたと発表した。

 共同印刷西日本では、医療機関に代わって健康診断で使われる問診票や結果通知票の印刷・発送業務を行っている。この健診業務では受診者の個人情報を取り扱うため、誤発送や情報漏えいを防止する環境構築が不可欠。さらに、これらデータの送受信を行う前に、顧客それぞれの問診情報や診断情報のグループ化やデータのバックアップ、送信先情報のチェックなど複雑な操作を医療機関の業務部門スタッフが行う必要があった。

 こうした課題を解決するため、共同印刷西日本では「健康診断業務サポートサービス」業務でのセキュリティ対策として、閉域網(閉域IP網)の利用に加えて、全国の金融機関や大手製造業を中心に8400社以上の導入実績があるファイル連携ミドルウェア「HULFT」を採用した。採用にあたっては、ファイル転送時の暗号化(独自方式・AES方式・C4S方式)や、転送データの欠落や改ざんを防止するデータ検証機能、指定ファイル以外の送信を防止するガバナンス機能などを評価した。

 また、もうひとつの課題である煩雑な処理による業務負荷に対しては、ファイル操作や加工に関連する一連のプログラムをノンプログラミングで簡単に作成できる「HULFT Script」で解決した。医療機関のスタッフは、特定のフォルダにファイルをドラッグするだけで、自動処理を実行することができる。「HULFT」と「HULFT Script」の採用により、安全・確実なファイル転送と医療機関側の運用負荷低減を実現した、としている。