富士ゼロックスの取締役専務執行役員兼中国事業総代表を務める徐正剛氏が、「緑色中国パーソンオブザイヤー 2014-2015」に選出された。同賞は、中国中央政府7機関が共催し、国連環境計画が後援する環境分野の国家最高賞。7回目の開催になるが、外国民間 企業の経営者が選出されたのは今回が初となる。

201608221723_2.jpg

 徐正剛 取締役
 専務執行役員兼
 中国事業総代表
 徐氏は、78年4月に富士ゼロックス入社。96年から海外拠点の要職を歴任し、01年には中国事業に立ち上げから参画。現在は、中国事業総代表を務め る。中国の関連会社を統括するなかで、グリーン調達、省エネ商品の開発、廃棄ゼロ、環境配慮商品・サービスの販売促進、部品・資源の再利用リサイクルな ど、バリューチェーンを通して社会的責任(CSR)活動を展開し、中国の環境保全、資源保護に努めてきた。

 2008年には、中国初となる統合リサイクルシステムを確立した蘇州工場の稼働を開始。顧客の使用済み商品や消耗品を選別・分解し、厳格な品質検査のも とで再利用、資源化している。さらに、中国にある三つの工場では、04年以降順次、廃棄ゼロを達成したうえ、生物多様性を確保するための工場周辺の土壌調 査を継続して行っている。こうした実績が高く評価され、今回の受賞に至った。(真鍋 武)