カシオ計算機(樫尾和宏社長)は8月9日、同社のプロジェクタ「XJ-F210WN」など5機種が、IT機器のサステナビリティ(持続可能性)に関する国際規格であるTCO認証を取得したと発表した。

 TCOデベロップメントが定めるTCO認証は、IT機器の環境と社会的責任に関する規格。取得にあたっては「安全性」「省電力」「有害物質の排除」など、製品のライフサイクル(製造時・使用時・使用完了時)全般で定められている厳しい基準を満たす必要がある。

 プロジェクタ分野では、TCOデベロップメントの定める画質基準を満たしたうえで、動作音の抑制と消費電力の削減に貢献するエコモードを備えていること が求められている。また、プロジェクタ本体やパッケージなどに水銀などの有害物質を含有することが禁止されており、光源ランプに関しては水銀含有量の申告 が義務付けられている。

 同社は2010年から、プロジェクタ全機種にレーザー&LEDハイブリッド光源を採用しており、水銀を含有する光源ランプは一切使用していない。今回、 TCO認証を取得した「XJ-F210WN」「XJ-F100W」「XJ-F200WN」「XJ-V110W」「XJ-V100W」の5機種は、水銀ラン プ不使用の半導体光源プロジェクタで初のTCO認証製品となる。