NECディスプレイソリューションズ(赤木登社長)は、従来製品に比べてベゼル(額縁)部分をさらに細くし、マルチディスプレイ環境での見やすさを向上した液晶ディスプレイの新製品を発表した。10月末から順次出荷を開始する。

 上位製品の「MultiSync LCD-EX241UN」(24型)は、画面周辺の4辺のベゼル幅を0.8mmまで狭め、複数のディスプレイを上下左右に並べて設置した場合の、画面の境界部分をより目立たなくした。金融機関のディーリングルームや、最近増加している監視用途でのマルチディスプレイ環境で、画面の見やすさやオフィスの見栄えを向上させることができる。また、DisplayPort端子は入力に加えて出力端子も用意し、複数のディスプレイをデイジーチェーン(数珠つなぎ)形式で接続できる。PCからの出力ケーブルは1本に減らせるので、配線をシンプルにまとめられる。また、1画面分の信号を2×2画面サイズに拡大表示することも可能。

 普及モデルの「MultiSync LCD-E241N」(24型)および「同LCD-E221N」(21.5型)は画面上と左右の3辺を1.0mmにし、左右に並べて設置した際の境界部分を小さくしている。

スリムベゼルの採用でマルチ接続時の見やすさを向上

 両機種とも解像度は1920×1080ドット。画面を左右両方向に各90度回転可能なスタンドが付属し(LCD-EX241UNはスタンドなしモデルも用意)、画面を縦長にした状態で左右に2台を並べることもできる。NECディスプレイソリューションズでは、3機種合わせて発売後1年間で7000台の販売を見込む。(日高 彰)