【上海発】SCSKの中国現地法人である思誠思凱信息系統(SCSK上海、飯田洋一郎総経理)は11月28日、上海で年次のビジネスセミナーを開催した。今年のテーマは、「事例に学ぶ! 変化する中国市場で勝ち抜くための人材とIT活用術」。中国住友商事グループの人材活用や、中国ベンチャーIT企業の最新ソリューションについて、事例を交えて紹介した。日系企業のマネジメント層など約100人が参加した。

SCSK
内藤達次郎
取締役専務執行役員
 セミナーの冒頭、SCSK本社の内藤達次郎・取締役専務執行役員が挨拶し、同社の2020年3月までの5か年の中期経営計画を紹介。基本戦略の一つである「グローバル展開 第2ステージ」について触れ、内藤取締役専務執行役員は「日本企業のグローバル展開において、現地向けの支援体制の整備を強化し、お客様のグローバルビジネス拡大に貢献していく」と意欲を示した。SCSKでは、中期経営計画期間内のグローバル売上高1000億円を目標に掲げている。

 また、その後のセッションでは、中国住友商事グループやSCSKの担当者に加え、中国のITベンチャー企業が講演。人事ソリューションを手がけるCDP Group、ビッグデータ解析のRETChat、SDN/NFV技術を展開するAlgobluの3社の担当者が、自社の技術や取り組みについて紹介した。実はこの3社は、住友商事グループが出資しているベンチャーIT企業。SCSK上海では、従来型のシステム開発からサービス提供型ビジネスへのモデル転換の一環として、商材のラインアップを拡充しており、SCSKグループと連携しながら、こうした企業のソリューション活用について検討を進めている。