名古屋市に本社を置き、ウェブマーケティング事業などを手がけるAPOLLO11(吉丸彰代表取締役)は、デンマークのマウスフロー社が開発・販売するウェブ解析ソフトウェア「Mouseflow」をクラウドで提供するサービスをリリースした。同社はマウスフローと業務提携契約を結んでおり、日本国内の公式代理店として、Mouseflowの営業、サポートを担う。2017年末までに、1万ユーザー(うち有料プランは1000ユーザー)の獲得を目標に掲げている。

 吉丸代表取締役は、「Mouseflowは、ウェブサイトのコンバージョン率改善に大きな効果があり、かつ、同等の機能をもつ競合製品に比べて圧倒的に導入コストは低い。“安くて高機能”であると自信をもってオススメできる」と話す。グローバルでは10年4月に製品をリリースし、16年11月現在で9万ユーザーを獲得している。

 機能は大きく三つ。まず、「セッションリプレイ機能」により、ユーザー一人ひとりのページ内での動きを再現・把握できる。また、「ヒートマップ分析機能」というページ内のユーザーの利用動向を、統計データをもとにヒートマップ化する機能も備える。さらに、「フォーム分析機能」で、ユーザーがフォームのどの箇所で離脱したのか特定するとともに、離脱したユーザーのセッションリプレイを確認することも可能だ。これらの機能により、ユーザーがページ内のどこにストレスを感じていたのかなど、コンバージョンに至るかどうかのポイントの分析に役立てることができるという。

 吉丸代表取締役によると、「セッションリプレイ機能、ヒートマップ機能を両方搭載した解析ツールのなかでは、世界1位のシェアを獲得している」とのことだ。国内でも、カヤックの子会社であるプラコレがサービスを提供しているブライダルプラットフォーム「プラコレウェディング」で導入されるなど、案件が増えつつある。ユーザーとしては、ウェブサイトを事業に活用している企業全般が対象で、目標達成に向け、直販での営業のほか、国内の販売代理店網整備にも取り組む方針だ。

 利用プランは、「フリープラン」「スタータープラン」「グロースプラン」「プロプラン」の4種類を用意している。フリープランは文字どおり無料で、有料の3プランは、計測可能PV、計測可能サイト数、データ保存期間などが異なり、月額利用料はスタータープランが2733円、グロースプランが8998円、プロプランが3万4054円となっている。(本多和幸)