チエル(川居睦社長)は3月2日、学校向けアプライアンスサーバー「eNetStar」をバージョンアップし、新きょう体であるコンパクト型を追加ラインアップするとともに、「連絡メールオプション」と「集中管理サーバー」を提供すると発表した。

 チエルでは、サーバーにウェブフィルタリングソフトやウイルス対策機能などを必須オプションとしてラインアップしたセキュリティアプライアンスサーバーのeNetStarを開発・販売している。学校からのウェブアクセスを、Proxyサービスでネットワーク負荷を軽減することで、高速なインターネット接続を実現するほか、セキュリティ対策として採用されている。

 今回のバージョンアップでは、以前から教育現場での要望が多かった「コンパクト型」を標準モデルとしてラインアップした。また、オプションとして、メール配信を一斉に行い、学校と保護者とのコミュニケーションツールとなる「連絡メールオプション」、教育委員会などのセンター側で管理・一括設定変更ができる「集中管理サーバー」を追加提供する。これにより、学校の高速なインターネット接続の実現だけでなく、さらなるセキュリティの向上と運用の効率化を支援する。

 連絡メールオプションは、教育委員会、学校向けの一斉メール配信サービス。学校と保護者とのコミュニケーションツールとして、不審者や事件などから児童生徒を守る防犯対策、行事に関する連絡などのメール連絡網として、さまざまなシーンでの活用が可能となる。集中管理サーバーでは、各学校に設置されたeNetStarをセンター側で管理することができ、センターから一括で設定を変更することができる。

 なお、新きょう体のeNetStarは、札幌市がプロキシサーバーに求める入札要件に適合し、市内小中学校の約3分の1にあたる100校に導入している。各学校のゲートウェイにeNetStarを配備し、センターにある上位Proxyサーバーと多段でインターネット環境を構築することで、各学校のインターネット接続の高速化とウェブサーバー個別への例外アクセス設定や、ウェブアクセスを禁止させるなどセキュリティの向上を実現する。