ディー・ディー・エス(DDS、三吉野健滋社長)は4月20日、大規模な会員IDを保有するネットサービスを提供する事業者に向けて、次世代オンライン認証規格「FIDO(Fast IDentity Online)」に準拠し生体認証を活用した認証システムの構築を実現する「マガタマ ソリューションパッケージ」を、5月から提供すると発表した。

 従来、生体認証を活用したFIDO認証基盤の導入には、専門的な知識や認証基盤構築のための機能の開発が必要だった。このためDDSは、生体情報などを活用した認証システム実装のために必要な機能をパッケージングし、サーバーとクライアント側で必要となる機能をトータルで提供することにした。

 今回のマガタマ ソリューションパッケージでは、生体情報などを活用した認証システムの実装に必要な機能をあらかじめ包含しており、FIDOに関する深い知識を必要とすることなくシステム基盤の構築が可能となる。また、FIDO認証に必要なサーバー、クライアントモジュールを始め、システム運用に不可欠な自動バックアップやログ取得、冗長構成への対応など各種管理機能も包含。さらにサーバーサイジングやテストツールの提供により、迅速で信頼性の高い認証基盤構築を支援する。指紋以外の認証要素との連携もサポートするクライアント用ソフトウェア開発キットもあわせて提供し、短期間で生体認証機能を活用したモバイルアプリの開発をサポートする。

 なお、同パッケージのリリースと合わせて、昨年7月に提供を開始した本人確認サービス「マガタマ認証局」についてもサーバー機能を強化した。また、マガタマクライアントSDKの提供により、モバイルアプリ開発の効率化・迅速化も実現している。