【上海発】シーイーシー中国法人の希意禧(上海)信息系統(CEC上海、溝道修司総経理)は、「Microsoft Dynamics 365」と「微信(WeChat)」の連携ソリューションを展開する。現在、自社開発を進めており、2017年内には提供を開始する見込みだ。

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溝道修司 総経理

 同社は、ERP製品「Microsoft Dynamics AX」に特化したソリューションビジネスを展開。日系企業にターゲットを絞り、日本側での営業活動に力を注ぐことで、着実に事業規模を拡大し、顧客数は約70社を抱える。今年4月1日には、顧客との打ち合わせ機会の増加を受けて、事務所を「月星環球港(Global Harbor)」に移転した。

 マイクロソフトのERPとCRMが統合したことを受け、17年はDynamics 365ビジネスに着手。その一環として、営業支援の「Dynamics 365 for Sales」と微信の連携ソリューションを提供し、他社との差異化を図る。微信は、大手インターネット企業の騰訊(テンセント)が提供するメッセンジャーアプリ。16年末時点で8億8900万人のユーザーを抱える。中国では、ビジネス上のやり取りでも利用されることが多く、現地企業では、営業担当者などが名刺情報に微信の個人IDを記載しているケースも少なくない。連携ソリューションについて、溝道総経理は、「セキュリティを確保しつつ、微信を通して営業の進捗報告をしたり、見積り資料を送信したりできるようにする」と説明している。(真鍋 武)