ダイワボウ情報システム(DIS、野上義博社長)が地域で開催する最大展示イベント「DIS わぁるど in とちぎ宇都宮」(https://www.dis-world.com/utsunomiya/)が7月19日、栃木県宇都宮市の栃木県立宇都宮産業展示館マロニエプラザ(http://www.marronnierplaza.jp/)で開幕した。同社が総力を挙げて実施する年1回のICT・IoT総合イベントで、今回は、7月19日、20日の2日間にわたり開かれる。

 毎年1回、地域の有力都市で開催している「DISわぁるど」は、同社と取引のあるメーカーや販売会社などがブースを出展。ショートセッションで製品紹介を行うなどして、メーカーとユーザーがマッチングする場となっている。今回のイベントテーマは「来れば愉快だ宇都宮 ICTとIoTで実現する地方創生」。同社によれば、来場者数は栃木県をはじめ関東近県を中心に事前登録だけで1700人を突破。当日の来場を含めると1800人を超えると見込んでいる。
 
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メーカーや販売会社らの出展数は約140。入口から中央に太い通りを設け、
各ブースを自由に行き来できるつくりにした

 今回の出展社は、メーカーや販売会社など約140社。ブースの小間数は255が設けた。展示会場は、「プラットフォーム」「モバイル・クラウド」「セキュリティ」「次世代テクノロジー」「教育」「Fromとちぎ」の6ゾーンに分類。入口から中央に太い通路があり、両脇に各ゾーンを設け、ユーザーが目的に応じて自由に動ける工夫がされている。また、最新のVR(バーチャルリアリティ)やAR(拡張現実)技術を実際に体感・体験できるコーナーを展示会場とは別に設けた。

 最大の特徴は、「Fromとちぎ」という地元の販売会社や自治体、情報サービス産業協会など16社・団体が出展するゾーンを設けたことだ。イベントを主催するDISの山下隆生・取締役東日本営業本部長は、「来場したユーザー企業や販売会社、出展するメーカーが双方向に行き来できる会場づくりをした。地元の販売会社が地元のユーザー企業と一緒に来て、さまざまなコラボレーションが生まれ、開催終了後のビジネスにつながることを期待したい」と、今回のイベントの意義を語っている。
 
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地元の企業や団体が出展する「Fromとちぎ」のゾーンが設けられた

 一方、セミナー・パネルディスカッションも並行して行われる。山下取締役は、「地域創生、地域活性化につながるテーマを設けた」と、農業革命や観光を盛り上げるため、ITで地元の魅力を世界に発信する方法などが紹介された。

 初日の7月19日は、インテルの井田昌也・執行役員が「IoTが実現する世界とイノベーション」と題し、IoTで地域貢献するインテルの戦略を紹介。続いて、日本マイクロソフトの西脇資哲・業務執行役員が「AI・IoTが創り出すデジタルトランスフォーメーション(DX)」をテーマに同社のDXを実現するクラウドサービスを解説した。この日の最後のセッションでは、「ITの力で“とちぎ”の魅力を世界に発信!」をテーマに、地元紙や県の観光交流課などがパネルディスカッションを展開した。
 
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会場の外では、地元のB級グルメである餃子や焼きそばなどが食べられるコーナーがある

 二日目の7月20日は、総務省の関係者を招いた働き方改革や、農業革命をテーマにしたパネルディスカッションのほか、シスコシステムズの高橋慎介・専務執行役員がIoTに関する特別講演を行う。(谷畑良胤)