【上海発】セゾン情報システムズ(内田和弘社長)は12月14日、上海市でプライベートイベント「HULFT DAYS 2017 CHINA」を開催した。ファイル連携ミドルウェア「HULFT」とデータ連携ソフトウェア「DataSpider Servista」の販売状況や中国での取り組みを紹介。イベントには100人以上が参加し、日本から内田社長も駆けつけた。

201712271824_1.jpg
今回で2013年5月から36回目の訪中となった内田和弘社長

 米ガートナーの調査によれば、HULFTは2016年の世界MFT(Managed File Transfer)市場でシェア6.9%を獲得し2位につけている。イベントで講演した葉山誠 HULFT事業部事業部長兼世存信息技術(上海)董事長は、「(世界)1位を目指すためには中国市場が最も重要だ」と述べ、今後の事業拡大に意欲を示した。

 中国法人の世存信息技術(上海)は05年に設立し、12年に中国国内での販売事業を開始。葉山董事長は、「たった5年で、数々の賞を受賞した」と自信をみせる。直近では、上海市軟件行業協会(SSIA)が主催する「2016年度上海市軟件服務明星(ソフトウェアサービスプロバイダ スター)」賞を受賞した。日本の製品をそのまま中国に持ちこむのではなく、現地向けのローカライズを行い、「海度」「海度 DataSpider」ブランドとして提供して、地場企業の販売実績を積み上げている。今後は「HULFT IoT」の中国版である「海度IoT」の提供も本格化する。

 同時に、パートナー企業との連携を通じて、スマート養老やスマート農業など、中国市場向けソリューションの開発にも注力している。葉山董事長は、「今後も中国市場に合わせた製品を続々と提供していく」と方針を示した。