アズジェント(杉本隆洋社長)は1月16日、自動車メーカー(OEM)や周辺サプライヤー(Tier1,2)など日本企業に販売を行うセキュリティ製品「Carwall」の開発元であるカランバセキュリティ(カランバ、本社イスラエル)が、ハッカーからコネクテッドカーと自律運転車を保護することを目的にアルパインをはじめとする自動車業界のグローバルパートナー3社と協力すると発表した。

 協力するパートナーは、アルパイン、独IAV、米Honeywell International(Honeywell)の3社。日々進化し続ける攻撃手法と攻撃経路に対応するべく、各社独自の専門知識と技術を提供し、コネクテッドカーと自律運転車を保護するためのマルチレイヤのソリューションを開発するために協力し合う。

 アルパインは、世界各国にカーナビ、オーディオなどの車載機器を製造、提供している。カランバのAutonomousセキュリティ製品、Carwallを組み込むことにより、インフォテイメントシステムをハッキングしようとする攻撃者に対して堅牢なセキュリティを確保する。

 IAVはカランバと連携し、攻撃を防止する方法を提供するためのAutomotive Security Defense Centerを開発。ぜい弱性やOEMが注意勧告している問題点を分析し、提供する。

 Honeywellは、カランバと共同で自動車の操作をつかさどる1億行以上のコードによって生成されたソフトウェアコマンドとデータを実行時に識別、検証を行う。HoneywellのIDSは車両ネットワークの通信を監視し、カランバのECUは自動車への攻撃を防御する。

 カランバではこうした協力体制により、消費者の安全を確保するとともに自動車メーカーとTier1事業者が法令順守できるように、さまざまな障壁を乗り越え、より強固で階層化された防御対策を導入することを目標としている。