サイバーソリューションズ(秋田健太郎社長)は、新サービス「CYBERCHAT」を発表した。ビジネス用コミュニケーションツールとして、チャット形式によるメッセージの送受信、フィルタリング、タグ管理機能などを備える。10月1日に販売を開始する。

秋田健太郎
社長
 CYBERCHATの特徴は、サイバーソリューションズが提供するメールシステム「CyberMail」(オンプレミス版)、「CYBERMAILΣ」(クラウド版)と連携し、メールとチャット間の連携が可能なことにある。

 CYBERCHATの利用にあたってはメールシステムと同じアカウントを使用し、シングルサインオンでのアクセスが可能。メール画面上でのチャットのコミュニケーションや、チャットのメッセージ受信をメール上で通知させることなどができる。

 さらに、アーカイブソリューション「MailBase」(オンプレミス版)、「MAILBASEΣ」(クラウド版)と組み合わせることで、メールとともにチャットのデータも長期保管が可能になる。

 サイバーソリューションズは2000年の設立。企業向けメールシステムを手掛け、現在までに地方自治体を含め1万5000社、150万アカウント以上の導入実績をもつ。

 近年の働き方改革の潮流において、メールに代わる社内コミュニケーションツールとしてビジネスチャットを導入する企業が増加している。ビジネスチャット市場では後発にあたるが、秋田社長は「全社員が利用する社内のメールをチャットに置き換える」ことを目指していると強調。小規模なチーム単位ではなく全社で利用することができ、かつ導入・管理の容易さやセキュリティなどを意識したツールであると説明する。

 CYBERCHATは、CyberMail、CYBERMAILΣのオプションとして提供。今年10月からCYBERMAILΣの利用者に向けて提供を始め、19年春頃にはCyberMailの利用者へのサービス展開を開始する計画だ。

 「これからの企業メールシステムとして、メールとチャットを一つのシステムとして融合していく」(秋田社長)と、同社の製品でメールとチャットの一体化を促進する方針。19年末までに40万アカウント、20年末までに200万アカウントの導入を目指す。

 なお、サイバーソリューションズでは今後、クラウドストレージや音声通信などの製品展開も予定しているという。秋田社長は、「ユニファイドメッセージング専門企業になる」と語り、メール専業から脱却し、事業領域を拡大していく考えを示した。(前田幸慧)