Enhanlabo(エンハンラボ)は、10月15日から18日に幕張メッセで開催する展示会「CEATEC 2019」に出展し、「見え方」と「かけ心地」を追求したメガネ型ウェアラブル「b.g.」を初出品する。

メガネの上から装着できる

 エンハンラボは、メガネスーパーやメガネハウスなどと同じ、ビジョナリーホールディングスのグループ会社。ウェアラブル事業推進のため2017年に設立した。「視覚拡張」をキーコンセプトに、メガネスーパーが40年間に渡り培ってきた眼とメガネに関するノウハウと、「メガネの聖地」福井県鯖江のモノづくりを背景に開発したのが「b.g.」だ。
 
初出品する「b.g.」

 左右に二つのノンシースルー型の高解像度ディスプレイを搭載。見え方のクオリティを追求した結果、両眼視を前提とした設計となり、同時に「眼への負担」を考慮し、長時間の作業や着用でも眼が疲れにくい構造を実現した。

 人それぞれ異なる「瞳」の位置を考慮し、調整できるよう左右のディスプレイ位置は可変にした。またディスプレイ位置は上下に可動する。この機構により使用シーンに応じてディスプレイ位置を変えたいというニーズに対応できる。

 両眼視を前提とした製品設計によりディスプレイ部を顔の中心部に置いた結果、左右の重量バランスを保ち、広い実視野を保持しながら、装着したデバイスがどちらか片方に傾くことがないデザインとなっている。

 フレーム設計にはメガネの聖地である福井県鯖江のメガネづくりの技術を活用、ベータチタン素材を用いて頭部を包み込むようなフォルムにすることでフロント部に集中しがちな重量の負荷分散を図っている。重さは55gと軽量化を実現した。

 ディスプレイ部分からつながっているHDMIケーブルを通じて外部デバイスと連携することで、遅延のない情報表示が可能。また、給電はUSBケーブルを通じモバイル・バッテリーを活用する構成となる。既成のバッテリーと接続可能にすることで用途に応じたバッテリー製品の選定が可能だ。

 このほか、メガネ型ウェアラブルを装着する際、かけているメガネをはずす必要があったが、「b.g.」は、メガネを装用した状態でその上からかけられる「オーバーグラスタイプ」のフレーム設計を採用した。メガネをかけた状態でも窮屈になることなく装用可能なサイズで、従来のデバイスには実現しえなかったメガネ着用状態での装用感を実現している。

 ブースでは、パートナー企業とのソリューションをパッケージ展示し、メガネ型ウェアラブル端末の用途として定番になりつつある製造現場の作業員を視覚的な情報でサポートする作業支援システム、製造業・医療・福祉・建設の現場効率の向上、円滑なコミュニケーションに対応するシステムとして提案する。