民生用ドローンと空撮テクノロジーを提供するDJI JAPANは、精密農業と環境管理を目的に設計した世界初の完全統合型マルチスペクトル イメージングドローン「P4 MULTISPECTRAL」をリリースした。


 六つの個別センサーから取得したデータを組み合わせ、それぞれの作物から圃場全域の植生まで健康状態を調べ、さらに雑草や害虫被害、土壌の状態なども測定する。P4 Multispectralを活用することで、農業従事者は収穫量を改善することによるコスト削減、また環境の専門家は管理する土地の植生を簡単にモニタリングすることができるようになる。
 
P4 MULTISPECTRAL

 P4 Multispectralは、RGBカメラ1台とレッドエッジや近赤外線など5種類の狭帯域センサーを備える。マルチスペクトル カメラアレイで構成したジンバル安定化画像システムを搭載し、可視光や不可視光を捉えることができる。収集したデータにより、熟練の専門家は、植生のストレス状態、土壌組成、水中塩分や汚染に関する独自の情報を得ることができる。

 飛行計画アプリ「DJI Ground Station Pro(DJI GS Pro)」を活用することで、ドローンのRGBカメラのリアルタイム動画表示と、正規化差植生指数(NDVI)出力を切り替えて、現場ですぐに洞察データを確認できる。一体型のRTK測位モジュールとTimeSyncシステムは、各画像のリアルタイムで正確な測位データ取得をサポートし、写真測量結果を最適化することで、cmレベルの正確な測定値を得ることができる。