ニュース

エクセルソフト、インテルが提供するソフトウェア開発ツールスイート最新版

2019/12/19 16:30

 エクセルソフト(永山哲也代表取締役)は、インテルコーポレーションが提供するアプリケーションのパフォーマンス向上のためのソフトウェア開発ツールスイートの新バージョン「インテル Parallel Studio XE 2020」を12月18日に発売した。また、組み込みシステムやIoTデバイス・アプリケーションを対象としたソフトウェア開発ツールスイートの新バージョン「インテル System Studio 2020」を12月12日に発売した。

 インテル Parallel Studio XEは、エンタープライズ、クラウド、HPC、AI向けアプリケーションのパフォーマンスを向上し、開発者が少ない労力で、高速で安定したスケーラブルな並列コードを作成できるよう支援するツールスイート。現在または将来のインテルプラットフォームで最高のアプリケーション・パフォーマンスを引き出す必要があるソフトウェア開発者やドメイン・スペシャリストのさまざまなニーズに対応する。Microsoft Windows、Linux、macOSをサポートし、C/C++、Fortran、Pythonによるアプリケーションの開発と最適化を行うことができる。

 新バージョンでは、ディープラーニング推論を高速化するために、インテル コンパイラ、インテル パフォーマンス・ライブラリ、解析ツールで、第2世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーで利用可能なベクトル・ニューラル・ネットワーク命令(VNNI)を使用するインテル ディープラーニング・ブースト(インテル DLブースト)をサポートした。

 また、インテル Optane DCパーシステント・メモリをサポート。従来の揮発性メモリと同様の形状で最大512GBの容量をもつ不揮発性メモリへのアクセスについても、インテル VTuneプロファイラのメモリアクセス解析により詳細を見ることが可能となった。

 最新の標準規格に対応し、Fortran 2018(旧称Fortran 2015)機能のサポートを拡張。C++20の初期対応を含め、C++17サポートを拡張。OpenMP 4.5/OpenMP 5.0のサポートを拡張した。

 インテル System Studioは、システム/IoTデバイス・アプリケーション開発を単純化し、アプリケーション・パフォーマンスと電力効率を向上して、スマート・コネクテッド・デバイス・システムの信頼性の強化を支援する、使いやすいクロスプラットフォームのツールスイート。最適化コンパイラ、高度にチューニングされたライブラリ、解析ツール、デバッグツール、高度なクラウドコネクタ、400を超えるセンサーへのアクセスを提供する。Microsoft WindowsをターゲットとしMicrosoft Visual Studio統合開発環境 (IDE)を用いて、またはLinuxをターゲットとしEclipse統合開発環境(IDE)を用いて、C/C++ベースのアプリケーションの開発、検証、最適化を行うことができる。

 新バージョンでは、最新のインテルプロセッサーをサポートし、第10世代インテルCoreプロセッサー、第2世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサー、さらにプロトタイプから生産へのパスを高速化する新しいIoT開発キットを活用できるようになった。

 また、詳細なパフォーマンス情報を提供するための新しい解析機能を搭載。インテル VTuneプロファイラ(旧称インテル VTune Amplifier)では、Linuxへドライバーをインストールしなくてもより多くのデータを利用できるようになるとともに、I/O解析で新たにPCIeデバイスメトリックを表示できるようになった。加えて、プロセッサー・トレースを用いてごく短い時間のパフォーマンス異常を検出する実験的機能を追加した。システムのパフォーマンスと設定の問題は、プラットフォーム・プロファイラーにより識別することができる。

 インテル Advisorによるルーフライン解析では、L1、L2、L3、DRAMに対応するベクトル化キャッシュ・シミュレーションに基づいた情報を追加した。また、パフォーマンス向上のためのガイダンスを拡張した。

 インテル System Debuggerのユーザー・インターフェースを改良し、Eclipseに統合されたソースレベル・デバッガーとして使用できるよう新たに設計した。ターゲットデバイスのシステム全体のデバッグにすばやく取り掛かることができる。

 税別価格は、インテル Parallel Studio XE 2020 Cluster Edition for Windowsが49万5000円、インテル Parallel Studio XE 2020 Cluster Edition for Linuxが49万5000円。インテル System Studio 2020 Ultimate Edition for Windowsが40万3000円、インテル System Studio 2020 Ultimate Edition for Linuxが40万3000円。
  • 1

関連記事

エクセルソフト、デバイスドライバ開発ツール「WinDriver」の最新版

エクセルソフト、クラウドコストを最大80%削減するサービス「Spotinst」

エクセルソフト、Accusoftのバーコード開発ツールキットの新バージョン

外部リンク

エクセルソフト=https://www.xlsoft.com/jp