NTTドコモは3月4日、通信品質の最適化業務を対象に、今月末からAIを導入すると発表した。第5世代移動通信システム(5G)を見据えた措置で、将来的に完全自動化を目指す。

AIによる通信品質最適化のイメージ

 導入するAIは、ドコモとエリクソン・ジャパンが共同で開発した。技術者が担当していた品質改善業務のノウハウをAIが学習し、通信品質にかかわるデータ分析のほか、問題があるエリアや通信品質低下の要因特定などをする。

 AIは、全国の通信品質を即時に把握し、1000項目以上のデータを同時に分析することができるため、人間では気づきにくいわずかな通信品質の劣化や未知の問題を検出することが可能。全国にAIを導入することで、品質最適化のノウハウを均一化し、全国を対象に網羅的な改善ができるようになる。