ディー・ディー・エス(DDS、久保統義社長)は、「万能認証基盤 Themis(テミス)」の認証要素として新たにQRコード認証機能を追加し、3月23日に提供を開始した。

ChromebookでのQRコード認証イメージ

 文部科学省が19年12月に発表したGIGAスクール構想により、児童生徒1人1台の学習用端末の環境整備が大きく前進し、「誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学び」の実現など、さまざまな効果が期待されている。

 これを受けDDSでは今回、Themisに、端末に搭載されたカメラを使って、児童生徒が簡単にログインできるQRコード認証機能を追加した。特別な動作は不要で、カメラにQRコードを向けるだけの簡単な認証が可能。専用の読み取り装置も必要なく、端末の内蔵カメラなどを利用できるため、導入コストの低減が図れる。同機能は、標準仕様書で推奨されているWindows PC、Chromebookでのログインと、iPadを含むOSで動作するウェブブラウザー上でのG Suiteなどの認証に利用することできる。

 また、Themisを利用することで「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」で示されるように、教職員が扱う重要データの漏えい防止が期待でき、顔とパスワードなどによる二要素認証にも対応可能となる。Themisは、児童生徒の学習端末利用のしやすさを実現するとともに、教職員の端末利用時のセキュリティ向上も同時に追求している。