ディー・ディー・エス(DDS、久保統義社長)は、多要素認証基盤「EVE MA」にマイナンバーカードを利用した認証プラグインを追加し、9月9日に提供を開始した。これまでICカード認証は、FeliCaとMIFAREに対応していたが、新たにマイナンバーカードを活用したWindowsログオン認証やアプリケーションなどへのログイン認証が可能となった。


 今年5月15日、「オンラインでの医療保険の資格確認」導入が盛り込まれた「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が可決・成立。これにより、2021年3月からマイナンバーカードを健康保険証として使えるようにするなど、カードの利便性向上と普及につなげる動きが活発化している。また6月4日のデジタル・ガバメント閣僚会議では、「国家公務員と地方公務員などについては今年度内に、マイナンバーカードの一斉取得を推進する」と決定し、公務員へのカード普及が予測されている。

 こうしたマイナンバーカードの今後の利活用の増加と公務員への普及予測を受け、今回、EVE MAの認証要素にマイナンバーカードを本人認証用ICカードとして利用可能なプラグインを追加し、PCログインなどの本人確認にも利用できるよう対応した。これを機にDDSは、自治体や企業がマイナンバーカードを本人認証カードとして使用する取り組みをサポートしていく方針。