サイバーソリューションズ(秋田健太郎社長)は、米マイクロソフトのクラウドメールサービス「Office 365」と連携しOffice 365障害時にメールを継続して利用できるサービス「EMERGENCY MAIL for Office 365」で、4月6日に、Office 365で使っているドメインと同一ドメインのメールアドレスでのサービス提供を開始した。

「EMERGENCY MAIL for Office 365」サービスフロー

 EMERGENCY MAIL for Office 365は、Office 365のユーザーが災害や障害によりサービスを利用できなくなった際に、同社メールシステムにログインすることで、メールを継続して利用できるサービス。いま運用しているOffice 365をそのままに、企業に低コストで安心と安全を実現する“保険”として利用することができる。今年1月から別ドメインでのサービス提供をスタートしていたが、今回、同一ドメインでのサービス提供も開始した。

 同一ドメインでのサービス提供の場合、経路変更サーバーでメールの経路変更をすることで、Office 365と同一ドメインでメールの送受信が可能となる。一方、別ドメインでサービスを提供する場合、平常時は別ドメインを待機しておき、障害時に同サービスにログインすることで切り替えを行うが、「利用メールの経路を変更したくない」という企業も多かったため、同一ドメインと別ドメインの2形態から選択できるようにした。別ドメインでは緊急時の切り替え時間は0分、同一ドメインでは切り替え時間が3分以内ですぐに利用が開始できる。

 また、Office 365と同サービス両方のメールデータをアーカイブでき、Office 365が利用不能な間でも、過去6カ月分のメールを閲覧することが可能となる。1月のサービス開始時は、同社が提供するメールアーカイブサービス「MAILBASEΣ」を活用(基本価格+300円または500円/アカウント)する必要があったが、今回新たに「障害時メールシステム+過去データ閲覧」パックをリリースし、基本価格+50円/アカウントと利用しやすい価格で過去メールを閲覧することが可能となった。

 あわせて、障害からの復旧時には平常クラウドプラットフォームへのスムーズな回帰が求められるが、この点については、サービス開始当初から提供している、障害時に同社のメールサービスで送受信したメールデータをOffice 365に移行させるサービスも引き続き利用できる。

 価格は、初期登録料が5万円、障害時メールシステムが月額150円/アカウント、障害時メールシステム+過去データ閲覧が月額200円/アカウント。障害時メールデータ移行は10万円から。