富士通ネットワークソリューションズ(FNETS、志真哲夫社長)と富士通(時田隆仁社長)、ケーブルメディアワイワイ(濱井研史社長)は4月6日、ケーブルメディアワイワイがスマート工場の実現と地域課題解決の実証実験で活用するローカル5G検証システムの構築を開始すると発表した。

検証設備のイメージ

 FNETSと富士通、ケーブルメディアワイワイでは、地域の工場や農業、自治体などが抱えるさまざまな課題を解決するインフラ構築の手段として、ローカル5Gの活用を研究してきた。今回のローカル検証システムは、携帯電話事業者や地域BWA向けの無線基地局やコア設備の開発・構築、企業・自治体向けの大規模Wi-Fiシステム構築など、さまざまな現場で培った無線システム構築ノウハウを活用し、FNETSと富士通によりワンストップで構築し、10月から稼働する予定。

 各社の役割は、FNETSが無線局免許申請支援、無線エリア設計、電波伝搬測定、ネットワーク設計・工事を担当。富士通が、ローカル5G検証システム(コア装置、無線基地局など)の提供、実証実験の支援を行う。ケーブルメディアワイワイが、ローカル5G検証システムの運用計画を担う。

 3社は、今回構築する検証システムを工場や農地などに展開し、別途準備するカメラや各種センサーなどを組み合わせ、高精細映像のリアルタイム伝送による遠隔監視やセンシング、リモート作業支援などを検証する実証実験設備として活用していく。また、各種実証実験で得られた結果・知見をもとに、スマート工場やスマート農業、防災減災、地域振興など地域が抱えるさまざまな課題解決の実用化に向けて取り組んでいく。