ネットワンシステムズ(荒井透社長)は、NTTドコモ(吉澤和弘社長)が5月29日に提供を開始したスマートフォンと顔認証を活用した入退管理ソリューション「Easy Pass powered by SAFR」(Easy Pass)向けに、AI顔認証ソフトウェアと入退室管理ソフトウェアを提供するとともにインテグレーションを担当したと発表した。

 Easy Passは、専用アプリを起動したスマートフォンのカメラを入退場者の顔に向けるだけで入構許可者かどうかを判断し、入退状況や履歴を自動的・リアルタイムで管理できるソリューション。LTE環境でも利用可能で、5Gへの移行でさらなる顔認証処理の高速化が期待できる。また、NTTドコモのネットワーク内に設置したクラウド基盤「ドコモオープンイノベーションクラウド」上に同ソリューション基盤を構築することで、高セキュリティで低遅延での顔認証を実現している。石油化学プラント・発電所・工場など重要拠点での利用を想定している。

 ネットワンシステムズは、19年から5G技術検証環境「ドコモ5GオープンラボYotsuya」に顔認証デモシステムを提供するとともに、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参画して、5Gと顔認証の組み合わせが最大限に生かされる利用シーンの創出に向けて支援を続けていた。

 今回、Easy Pass向けに、ネットワンシステムズが18年から国内で初めて販売している、RealNetworksのAI顔認証ソフトウェア「SAFR」と、監視カメラ映像管理ソフトのリーディングカンパニーであるGenetecの入退室管理ソフトウェア「Security Center」を提供するとともに、両製品のAPI連携・インテグレーションを担当した。

 ネットワンシステムズでは、NTTドコモの新サービス創出に向け、引き続き支援を続けていく。