フィーチャは6月24日、東京証券取引所マザーズ市場に新規上場した。上場初日、2日目と、公開価格の520円を大きく上回る買い気配のまま値がつかず、3日目の26日も買い気配のまま取引がスタート。前場終了近くの11時過ぎに公開価格の9倍を超える4710円で初値がついた。同終値は4050円だった。

フィーチャのWebサイト

 フィーチャグループは、「Make Things Intelligent」をミッションに掲げ画像認識ソフトウェアの開発を推進している。グループが属する画像認識ソフトウェア業界では、自動車向け先進運転支援システム(ADAS)の普及や自動運転技術の実用化に向けて自動車関連企業各社が取り組みを強化してきたことから、新規案件の獲得とディープラーニングをはじめとした画像認識技術の研究開発を積極的に進めている。具体的には、ニーズ拡大が予想される車載用画像認識ソフトウェア市場で、引き続き画像認識ソフトウェアの開発と販売を進めることにより、事業の拡大と高い成長性を継続する方針。

 今後、さらに高性能化が期待される画像認識分野で、ディープラーニングは必要不可欠な技術となるだけに、同社ではディープラーニング技術の研究開発を促進し、新規案件の獲得に努める。また、インフラや家電などのさまざまな市場で、画像認識技術がさらに普及してくるものと考えられることから、同社でも、ほかの分野にも積極的に進出し、事業の拡大を図っていく方針。

 20年6月期の業績は、売上高4億300万円(前連結会計年度比42.7%増)、営業利益7200万円(前連結会計年度は営業損失300万円)、経常利益6300万円(前連結会計年度は経常損失500万円)、当期純利益4100万円(前連結会計年度は当期純損失800万円)を見込んでいる。