SBテクノロジー(SBT)は11月4日、三井不動産ビルマネジメントに、「clouXion(クラウジョン)」ラインアップの、Microsoft 365と連携するワークフロー「Flow」を導入したと発表した。


 三井不動産ビルマネジメントは、三井不動産グループの不動産運営管理事業を担う会社として、オフィスビルをはじめとする物件の運営・管理に関わるサービスを提供している。同社では、17年から働き方を根底から見つめ直すフルモデルチェンジである「働き方変革」を進めている。総務部に新設した「IT推進グループ」がITを活用した施策を主導し、場所や時間の制約にとらわれない柔軟な働き方の実現に取り組んできた。そうしたなかで、紙ベースで対応していた申請・承認業務の電子化が大きな課題となり、ワークフローシステムの導入に向けた検討を開始した。

 ワークフローシステム選定にあたり、三井不動産ビルマネジメントでは機能、コスト、品質など様々な視点から候補製品を比較検討した。三井不動産グループがOffice 365を導入していることもあり、Office 365との連携を重視した結果、SharePointベースであり、三井不動産グループが求める品質・セキュリティ要件を満たしていた点が決め手となり、Flowが採用された。

 19年11月の導入決定後、三井不動産ビルマネジメントは一部の申請・承認業務にFlowのワークフローを適用し、約4カ月間のトライアルを実施した。トライアルの実施により、短期間・低コストでワークフローを作成でき、利用者も迷わず使えることが確認できたことから、今年5月にワークフローを利用する従業員1300ユーザーに本番導入した。

 現在、押印申請処理をはじめ、社内申請・承認業務の多くがFlowに切り替わっている。電子化により承認のためのオフィスへの帰社が必要なくなったことで、申請から承認までの業務がスムーズに行え、顧客対応スピードの向上が期待できるほか、社内承認業務のペーパーレス化が進むなど様々な導入効果が表れている。

 三井不動産ビルマネジメントでは、Flowに新しく追加される文書管理機能の活用などを含めて、今後も業務への適用領域を広げる予定。

 SBTは、「日本企業の競争力を高めるクラウドコンサル&サービスカンパニー」を目標に掲げ、コーポレートITソリューションとビジネスITソリューションに注力している。今後も「クラウド」と「セキュリティ」で顧客の働き方改革を支援し、本業成長に貢献するビジネスパートナーを目指していく方針。