SBテクノロジー(SBT)は10月23日、オンワード樫山に、「clouXion(クラウジョン)」ラインアップのSharePoint Onlineを基盤としたクラウド型のワークフローサービス「Flow」を導入したと発表した。


 オンワード樫山は、国内大手ファッション企業グループであるオンワードホールディングス傘下で、「23区」「組曲」「ICB」「自由区」など多くのブランドを展開するアパレル関連事業会社。17年から、オンプレミス環境に構築・運用していたメール/グループウェアシステムをOffice 365へ移行し、18年12月にはSharePointによる全社ポータルサイトの作成や、Microsoft Teamsを活用したモバイル対応のコミュニケーション/コラボレーション環境の構築などクラウド化を行った。

 しかし、申請処理の多くを紙の書類で行っていたため、申請の承認状況が見えない、拠点をまたぐ決裁に時間がかかるなどの課題を抱えており、決裁のスピード化とワークフローの電子化が急務となっていた。SBTのFlowは オンワード樫山が使い慣れていたSharePointベースで作られており、スマートフォンからの申請・承認に対応していることや、モダンUIに対応したウェブパーツも備え、クラウドサービスとして提供されているためインフラ構築・運用をする必要もないことが決め手となり採用された。

 オンワード樫山では、現在、一部のグループ会社を含めた約4000アカウントでFlowを利用している。紙の申請書類をいくつもの部署に回して承認者が押印する“ハンコリレー”がなくなり、オフィスに出社しなくてもスマートフォンから承認処理ができるようになった。短縮効果として、従来は日数を要していた申請処理が最短10分で完了できるようになり、また申請書を探す時間もなくなったことで、申請・決裁処理の業務負荷を8~9割軽減している。

 今後、Office 365未導入のグループ会社へOffice 365の導入を進め、同時にFlowの導入・運用も推進していく予定。SBTは、今後もFlowをはじめ、働き方改革を支援するSBTの独自ブランドclouXionにより、業務効率化・デジタルトランスフォーメーションを支援し、顧客の本業成長に貢献していく考え。