クリックテック・ジャパンは10月27日、オンライン事業戦略説明会を開き、同社の今井浩・カントリーマネージャーは、日本のデータ活用に「大きなポテンシャルがある」と述べ、今後の市場拡大に期待感を示した。

今井 浩 カントリーマネージャー

 今井カントリーマネージャーは、データリタラシーに関する調査結果を示し「日本のポイントは、グローバルの平均と比べて半分以下だった。データ活用に対して日本企業の優先順位はまだ低い」と指摘した。

 一方で「逆に言うと、データ活用については大きなポテンシャルがあると考えている。現状のポイントをグローバルの標準に引き上げることで、われわれにとっては大きな好機になる」と話した。

 データパイプラインへの投資についての別の調査で、日本の状況が先進10カ国の平均を下回ったことも紹介し「日本企業の投資はまだ不十分と言えるが、最適な投資をすることで伸びしろがあると言い換えることができる」とし、日本のデータ活用の市場は「まだまだ大きくなる」と予想した。

 日本でのビジネスの状況については「非常に堅調に推移しており、私たちの製品や技術、サービスを提案するパートナーの数も少しずつ増えている」とし、導入状況については「製造や流通サービス、金融、公共といったあらゆる業界、業種で顧客が増えている」と説明した。
 
マイク・カポネ CEO

 説明会では、米クリック社のマイク・カポネCEOも登場し、「日本は私たちにとってとりわけ重要な市場」と強調。SaaS主義、データ主義、顧客主義の三つの指針に基づき、最新情報をリアルタイムに提供して即座の行動を促すアクティブインテリジェンスの実現に注力するとした。

 今井カントリーマネージャーは、日本市場での方針について「産業別の営業体制を整えることに加え、アクティブインテリジェンスのプラットフォーム、アナリティクス、カタログ、インテグレーションの各領域でパートナーと一緒に取り組み、顧客の価値を最大化していく」と語った。(齋藤秀平)