ネットワンシステムズとネットワンパートナーズは1月8日、新型コロナウイルス感染症対策として両社が開発した従業員や職員の体表面温度を非接触で測定して一元管理する「AI温度検知ソリューション」が、NTTドコモの5G対応パートナーソリューションとして採用されたと発表した。

設置イメージとチャットツールによる通知イメージ

 AI温度検知ソリューションは、「マスク着用時でも高精度な顔認証」「非接触で誤差の少ない温度測定」「迅速な情報共有」をコンセプトとし、企業・病院・自治体などの入り口に設置することで従業員や職員の発熱の可能性を検知して感染拡大リスクを軽減する。

 具体的には、約1秒で自動的に体表面温度を測定。基準温度熱源の利用によって温度測定精度を向上する。5度以上(設定温度は変更可能)の場合は、タブレットPCの画面や音声で警告する。マスク着用時でも個人を判別し、測定温度を紐づけてタブレットPC内やクラウド(オプション機能)で一元管理することが可能。また、測定温度を管理者などにチャットツールで即時通知する。

 主な技術要素については、RealNetworksの高速・高精度なAI顔認証ソフトウェア「SAFR」、顔認証用の可視光カメラも搭載し基準温度熱源に対応したサーマルカメラ、「Cisco Webex Teams」「Microsoft Teams」「Slack」などのチャットツールとの連携、SAFRとチャットツールを稼働させサーマルカメラと接続して測定温度結果を表示するタブレットPC、NTTドコモの5Gネットワークとクラウドサービスによるオプション機能で構成。ネットワングループがこれらのインテグレーションを担当する。

 さらに、オプション機能として、NTTドコモのネットワーク網と接続したクラウドコンピューティング設備(クラウド基盤)を用いたサービスである「ドコモオープンイノベーションクラウド」と、接続端末とクラウド基盤を直結して通信経路を最適化。5Gによる低遅延・高セキュリティ通信を実現する「クラウドダイレクト」サービスを組み合わせることで、セキュアで利便性の高い環境でソリューションを利用することができる。

 具体的には、同ソリューションで利用するタブレットPCと、ドコモ網と接続したクラウド基盤のドコモオープンイノベーションクラウドを直結する。そして、ドコモオープンイノベーションクラウド上でSAFRを稼働させることで、低遅延・セキュアな顔認証を実現するとともに、複数拠点で撮影した顔画像や測定した温度をクラウド上でセキュアに一元管理することが可能となる。