ネットワンシステムズは11月13日、相模原市教育委員会が相模原市立小山小学校で11月12日に実施した「海外との遠隔コミュニケーション」と「プログラミング教育」を組み合わせた、新しい形式の公開授業を技術支援したと発表した。公開授業は、ネットワンシステムズが構築した「GIGAスクール構想」に基づく高速なネットワークシステムとビデオ会議システムを活用して行われた。


 小学校では、今年度からプログラミング教育が必修化されたことに加えて、GIGAスクール構想による1人1台端末や高速ネットワークの整備などで、急速に情報活用能力の育成が求められている。そこで相模原市教育委員会は、新たな教育の可能性を広げる試みとして、GIGAスクール構想で整備した環境を活用したプログラミング授業に取り組むことにした。

 公開授業当日は、5年生の教室とオーストラリアをビデオ会議システムで実際に接続し、英語を交えて対話しながら課題を捉え、プログラミングを通じて解決を図る授業を実施した。

 具体的には、社会科で学んだ日本の食料生産の発展学習として、事前にオーストラリアの農業問題である渇水を解決する機械(組み立てブロックで制作)の動作をプログラミングして現地に送付。現地に送った結果、プログラムが不十分であることが判明し、ビデオ会議で現地と遠隔で対話しながら、オーストラリアに送付した機械の動作プログラムを修正することに挑戦した。

 ネットワンシステムズでは、この公開授業の実現に向けて、ビデオ会議システム「Cisco Webex」の活用を提案するとともに、事前にGIGAスクール構想で整備した高速ネットワークシステム上での性能確認と必要な設定変更を行ったうえで、当日の運用を支援した。