サイバーソリューションズは、Microsoft 365・Google Workspaceのメールセキュリティ強化サービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」など、クラウドメールサービスやクラウドメールセキュリティサービスに実装している添付ファイル分離配送機能(有償オプション)で、パスワード通知メールの別経路での配送を2月1日に開始する。


 20年11月に平井卓也デジタル改革担当大臣が、パスワード付きzipファイルを送り、その後、パスワードを同一経路で送る方法(PPAP)について、「セキュリティ対策や受け取り側の利便性の観点から適切ではない」との理由から内閣府、内閣官房で廃止することを発表した。それに伴い、その他の省庁や自治体はもちろん、民間企業でもPPAP方式でのファイル送付を取りやめる動きが見られる。

 代替方法の一つとして、クラウド上のストレージにファイルを保管し、ダウンロードするためのパスワードは別経路で伝える方法が挙がっており、サイバーソリューションズでは添付ファイル分離配送機能によるファイルの送付方法を推奨している。

 今回、同社が提供しているクラウドメールやクラウドメールセキュリティサービスで、セキュリティリスクを低減するために、添付ファイル分離配送機能を利用した際に送るパスワード通知のメールのみを、通常メールとは別の経路で配送するサービスを開始する。

 同サービスは、添付ファイル分離配送機能の標準仕様として提供。顧客は、これまでのPPAP方式の代替として、ファイルを安全に共有できるようになる。今後、同サービス以外にもPPAP方式のリスクを低減するトータルソリューションの展開を視野に入れている。

 なお、添付ファイル分離配送機能を利用できるクラウドサービスは、Microsoft 365・Google Workspaceのメールセキュリティ強化サービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」、クラウド型メールセキュリティサービス「MAILGATES Σ」、クラウド型メールサービス「CYBERMAIL Σ」となる。