ジェイズ・コミュニケーションは、人工知能(AI)などを活用した自社開発の意思決定支援システム「J-TREB(ジェイ・トレビ)シリーズ」の需要予測エンジンと勤務シフト最適化エンジンの販売を開始した。

物流業界での適用イメージ

 J-TREBシリーズは、豊富な経験則をもつ現場の管理監督者やベテラン社員が行っていたサービス需要量の見積もりや手間を要するシフト作成を、科学的・機械的に自動化しコストパフォーマンスの改善を図ることができるシステム。今回販売するのは、需要予測エンジン「J-TREB Demand Forecaster(DF)」と、勤務シフト最適化エンジン「J-TREB Work Shift Optimizer(WSO)」の2製品。

 J-TREB DFは、時系列解析型とAI型の代表的な予測アルゴリズムを9種類搭載し、予測結果を人が比較、判断して採用する「人協調型の需要予測」システム。一方のJ-TREB WSOは、複数のアルゴリズムを組み合わせた独自のハイブリッド進化的アルゴリズムを採用し、実時間内でシフト表を作成する。数学的に最適化することにこだわらず、実用最適化を実現する。

 両製品は、特に少子高齢化の影響を強く受け人材不足に陥っている物流業界で、現場管理者のシフト作成の負荷軽減、さらに社員の希望を取り入れた自動シフト作成で離職率の低減を実現する。なお、J-TREB DFは、製造業など業界を問わず汎用的に利用することできる。J-TREB WSOは、介護、コールセンター業界などへの応用も可能となっている。

 同社では、今後3年間で5億円の売り上げを目指す。