クボタは、アクセンチュアとサステイナブルな社会の実現に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速とデジタル専門分野での人財強化を目的に戦略的パートナーシップを交わした。変化する顧客ニーズと市場環境に迅速に対応し、食料・水・環境に関わる地球課題を解決するため、事業モデルを革新していく。

 クボタでは、深刻化する社会問題に向き合い、これからも持続可能な日々の暮らしを守るために長期ビジョン「GMB2030」を掲げている。この長期ビジョンで挙げられている、食料の生産性・安全性を高めるソリューション、水環境・廃棄物の循環を促進するソリューション、都市環境・生活環境を向上させるソリューションを提供するため、クボタとアクセンチュアは9月から戦略的パートナーシップに基づく業務を開始する。

 このパートナーシップでは、世界120カ国以上でビジネスを手掛けるクボタのサステイナブルな社会の実現に寄与する事業に対して、アクセンチュアがもつAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)をはじめとする先端のデジタル技術を組み合わせたサービスを組み込んでいく。また、将来のクボタの成長を担うデジタル人財の育成についても、同領域で豊富な知見と実績をもつアクセンチュアと協力する。

 両社で推進する主な活動として、クボタでは、90年の創業以来、食料・水・環境に関わる社会課題の解決に取り組んできたが、今後、これらの事業領域に、アクセンチュアが培ってきたDXの知見と実績を組み合わせることで、社会のサステナビリティ向上に資する新たなソリューションを創出していく。

 世界約120カ国以上でビジネスを展開するクボタグループ全体で取り組むべきDX施策の企画立案を行う。また、これらDX施策の迅速な運用を支えるサービスプラットフォームとして、クボタグループがもつ様々なデータを一元管理、活用が可能な基盤を整備する。さらに、アクセンチュアが提供するDX人財育成プログラムを活用し、クボタの将来を担うDX人財も育成していく。

 クボタグループがもつ200を超えるレガシーシステムの刷新とMicrosoft Azureのクラウド環境への移行を加速する。また、セキュリティリスクに対して迅速で適切な対応を可能とするCSIRT(Computer Security Incident Response Team)をグローバルで強化し、ビジネスの成長に対して攻めと守りを両立させる環境を構築する。