SAS Institute Japanは9月30日、新社長就任会見を開いた。9月1日付で社長に就任したマイケル・キング氏が日本での事業戦略を説明し、特にパートナー戦略を最重要視しているとの考えを示した。
キング社長は「日本は、SASにとって最も重要なマーケットの一つであり続けている」と強調した。さらに「お客様やパートナー企業のデジタルトランスフォーメーションの支援をすることが、われわれにとって重要な社是になっている」とし、「日本の企業や社会に対し、インパクトをもたらせるような貢献をしていきたい」と語った。
マイケル・キング 社長
パートナー戦略では、パートナーと一緒に進めているソリューションの開発や提供の拡大に注力し、SAS認定資格者の増加にも取り組むと説明。マイクロソフトとの戦略的パートナーシップについては、金融・ヘルスケアでの協業を皮切りに、製造・流通へ拡大させるとした。
このほか、革新的なテクノロジーの提供などによって業界をリードすることを目指すとし、製品の統合プラットフォーム化などによる技術イノベーションにも力を入れると紹介した。
キング社長は、シトリックス・システム・ジャパンとオートデスクの代表取締役などを歴任。2016年から楽天(現楽天グループ)に入社し、楽天市場の最高情報責任者やデータサイエンスコンサルティング部ジェネラルマネージャー、楽天コミュニケーションズ副社長執行役員CROなどを務めた。(齋藤秀平)