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英OQCと米Equinix、日本のDCに量子コンピューターを導入 協業で商用提供目指す

2023/03/16 16:00

週刊BCN 2023年03月20日vol.1961掲載

 英Oxford Quantum Circuits(オックスフォードクァンタムサーキッツ、OQC)と米Equinix(エクイニクス)は3月14日に記者会見を行い、都内にあるエクイニクスのデータセンター(DC)への量子コンピューター導入を発表した。協業を通じて高性能な量子コンピューターを世界中の企業に商用提供する方針。2023年後半には、エクイニクスのグローバルプラットフォームで、量子コンピューターをサービスとして提供する「Quantum Computing as a Service(QCaaS)」の実装を目指す。

 OQCは、量子コンピューティング事業を展開する英オックスフォード大学発の企業。英国で初めて量子コンピューティングを商用提供した。今回、二つめの地域として日本が選ばれ、エクイニクスが都内に持つDC「TY11 International Business Exchange」に、日本の物理学者である湯浅年子氏から名付けた量子コンピューター「TOSHIKO」が導入されるという。「as a Service」で提供することで、量子コンピューターにクラウドやオンプレミスからアクセスできるようにする。
 
OQCが商用提供を進める量子コンピューター

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