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米SambaNova Systems、独自の生成AIモデルを発表 パートナー経由の販売も視野

2024/03/14 09:00

週刊BCN 2024年03月11日vol.2005掲載

 米SambaNova Systems(サンバノバシステムズ)は2月29日、記者説明会を開き、さまざまな生成AIモデルを組み合わせた独自の生成AIモデル「Samba-1」を発表した。生成AIの活用に最適化した半導体「SN40L」などを含む同社の基盤製品に統合して提供する。パートナー経由の販売も視野に入れて拡販する。

 Samba-1は50を超えるオープンソースの生成AIモデルを組み合わせて開発され、同社によるとパラメーター数は1.3兆に上るという。米Meta(メタ)の「Llama 2」や仏Mistral AI(ミストラルエーアイ)の「Mistral」といった生成AIモデルをそれぞれカスタマイズし、専門性を持たせた「エキスパートモデル」として組み込んだ。推論処理の際は、用途に応じて小規模なエキスパートモデルが実行されるため、大規模なモノリシックのAIモデルを用いるよりも、低コストで精度の高い出力結果が得られるとしている。

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