GERTの調査では、この脅威アクターはVBScript(主にWindowsのタスク自動化やアプリケーション制御に用いられるスクリプト言語)を使用し、攻撃による被害を最大化するためにこれまで報告されていない機能をもつスクリプトを作成している。同スクリプトの新しい点は、攻撃対象とするシステムのWindowsバージョンを確認し、それに応じてBitLockerの機能を有効にすることで、Windowsの最新バージョンからWindows Server 2008までのレガシーシステムに感染させることができるとみている。