日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA)は2月7日、大阪市内のホテルで、関西で初となる賀詞交歓会を開き、西日本に本社を置く企業を中心とする79社180人が交流を深め、業界のさらなる発展へ協力を誓った。
関西で初めて開かれたJCSSAの賀詞交歓会
JCSSAでは近年、関西エリアの交流会を開催するなど、西日本での活動を活発化させており、西日本の会員企業が増加傾向にある。一層のコミュニティー活性化を目的に、前週1月27日の東京での開催に続くかたちで、関西で初の賀詞交歓会を企画した。
JCSSA
林宗治
会長
冒頭、壇上に立った林宗治会長(ソフトクリエイトホールディングス社長)は、今後も関西での交歓会を継続し、参加規模も拡大させたいとの考えを示し「関西での交換会を盛り上げ、繋がりたい人、出会いたい人が集う場として、販売店の強化につなげたい」と抱負を述べた。
SAJ
田中邦裕
会長
来賓としてあいさつした、ソフトウェア協会(SAJ)の田中邦裕会長(さくらインターネット社長)は「関西の力、デジタルの力で日本の隅々にまで富を増やすことが、日本の発展のためになる。アライアンスを深め、皆様と一緒に日本の成長のために頑張りたい」と呼び掛けた。
JCSSAの溝口泰雄副会長(SB C&S会長)は乾杯の発声で、AIによるIT市場の成長に期待を寄せ「JCSSAとしても皆さんを支援したい」と強調した。中締めで松本裕之副会長(ダイワボウ情報システム社長)は「皆さんに参加してもらってJCSSAをより良い団体とし、日本が強くなる仕組みづくりについて話ができればいい」と語った。(藤岡 堯)