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NTTデータグループ、米OpenAIと販売代理店契約 業界特化AIエージェントの開発も
2025/05/01 16:00
週刊BCN 2025年05月05日vol.2058掲載
NTTデータグループは4月24日、米OpenAI(オープンエーアイ)とグローバルで戦略的提携を開始すると発表した。国内初の販売代理店として法人向け生成AIサービス「ChatGPT Enterprise」を販売。AIエージェントの開発も行い、生成AI関連で2027年度末までに1000億円規模の売り上げを目指す。
ChatGPT Enterpriseの販売にあたり、NTTデータグループは大手企業100社に対し「OpenAIアクセラレーションプログラム」を実施。専門人材によるユースケース創出を支援する。ChatGPT Enterprise上では「GPTs」というアプリケーションなどにより、さまざまな生成AI機能を使うことができるため、導入から活用、運用まで一貫してサポートできる点を付加価値として訴求する。
業務・業種特化型AIエージェントの開発も進める。AIエージェント開発で必要な「OpenAI API」を活用。NTTデータグループがこれまでシステム開発などで知見を蓄積してきた金融、製造、流通、ヘルスケア、公共などの業界向けに、人の業務を代行できるAIエージェントを開発。今回の戦略的提携により、オープンエーアイから技術面と情報面でサポートを受けながら最新大規模言語モデル(LLM)の事前検証や実装を先行的に実施できるようになるため、NTTデータグループの顧客向けに最新LLMを活用したAIエージェントを実装していく。AIエージェントは、顧客個社ごとに開発したり、業界向けに広く販売したりといったケースを想定する。
NTTデータグループでは、専門組織「OpenAI Center of Excellence(CoE)」を新設。最新の技術動向やベストプラクティスをいち早く顧客へ展開する。先行して日本で販売拡大を進め、欧州や北米、アジア太平洋地域へ拡大していく計画。
提携にあたり、NTTデータグループの佐々木裕社長は「グローバルなシステムインテグレーションのノウハウと世界最先端のAIの融合で、顧客のビジネス変革を一層加速させる」とコメントした。
(堀 茜)
NTTデータグループは4月24日、米OpenAI(オープンエーアイ)とグローバルで戦略的提携を開始すると発表した。国内初の販売代理店として法人向け生成AIサービス「ChatGPT Enterprise」を販売。AIエージェントの開発も行い、生成AI関連で2027年度末までに1000億円規模の売り上げを目指す。
ChatGPT Enterpriseの販売にあたり、NTTデータグループは大手企業100社に対し「OpenAIアクセラレーションプログラム」を実施。専門人材によるユースケース創出を支援する。ChatGPT Enterprise上では「GPTs」というアプリケーションなどにより、さまざまな生成AI機能を使うことができるため、導入から活用、運用まで一貫してサポートできる点を付加価値として訴求する。
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