「第2発展期」

大橋 純社長

 2007年3月、当社は設立から丸10年を迎える。節目の年であるため、07年は“第2発展期”と位置づけている。

 新しいステージとして、ネットワーク技術をベースに成長分野に事業を集中させる。具体的には、IPテレフォニーとセキュリティ、サポートサービスを成長事業とする。

 企業内ではIPテレフォニーシステムが啓蒙期から普及期へと移行しつつある。ネットワークとアプリケーションを連動させた「ユニファイドコミュニケーション」に対する顧客ニーズも今後高まっていくだろう。IPテレフォニー分野では、こうした動きに敏感に対応して事業を拡大させる。具体的には、06年度見通しで98億円の売り上げを、近い将来に160─170億円規模に引き上げる。セキュリティ分野は、内部統制をベースとした製品・サービスに関する需要が07年にますます増えていくことは間違いない。

 サポートサービス分野については、インテグレーションとの連動性を高めるための社内構造改革の実施により、従来の保守運用に加えたソリューションを提供していく。これにより、この分野の売り上げ比率を現状の19%から25%まで高めることが目標だ。

 ネットワーク業界は厳しい状況を抜け出せていない。これは、機器のコモディティ化による価格競争が激化しているためだ。現状を打開するためには、ネットワークインテグレーションの枠を越えた取り組みが必要となる。成長事業を確実に業績に結びつける。