インタラクティブな顧客主義

和田成史 社長
 厳しい経済環境は、やっと回復期に入ったとみる。新規導入がここ数年で一番多かったのはその現れだ。2009年9月に発売した「奉行iシリーズ」の販売が軌道に乗りつつあり、「奉行V ERPシリーズ」もユーザーの間で浸透してきている。

 2011年1月には、IFRS(国際財務報告基準)対応を検討している企業で大きな課題となっているグループ内の会計統一に向けて、決算早期化や連結決算、内部統制、コスト削減を可能にする新製品「奉行V ERP Enterprise Group Management・Edition」を発売する予定だ。

 ただ、IFRSは一つのテーマに過ぎないと思っている。中小企業に向けて「奉行iシリーズ」の拡販に努める考えだ。「奉行21シリーズ」のVer.3以前を利用している既存ユーザーへの訴求も強めていきたい。2011年3月にサポートセンターの問い合わせ受付が終了するため、アップグレードを促す施策を打っていく。

 当社は、中堅・中小企業の双方に強いソフトウェアベンダー。セグメント別にユーザーニーズをきっちりと捉えていきたいと考えている。そのためにも、最新情報を提供したり製品についての問い合わせ窓口などを用意したりしている「奉行iメニュー」のさらなる充実を図っていく方針だ。

 「奉行iシリーズ」「奉行iメニュー」の「i」の由来であるインタラクティブを掲げ、双方向の顧客主義を実践していきたい。