神奈川県の茅ヶ崎商工会議所は、10月下旬から11月上旬にかけての3日間、茅ヶ崎市の中小企業を対象として、FacebookなどSNSのビジネスでの活用方法を教える「ソーシャルメディア超入門講座」を開催した。講座は、ホームページコンサルタントの永友一朗氏が講師を務め、湘南地区で中小企業のIT活用を支援する小菅康浩ITコーディネータ(ITC)がサポートスタッフに就いた。
1日目は、10月23日。茅ヶ崎市で飲食店や販売店などを運営する中小企業の約50人の関係者が会場に集まった。永友コンサルタントは、「ビジネスでのウェブ活用というのは、大きくいえば『集客』と『接客』の二つだ。具体的には、ソーシャルメディアで自社の店や製品をアピールして、お客さんの『ほしい!』という欲求を喚起したり、ブログやSNSでの情報発信によって、店/製品に関するお客さんの不安を解消するといったことだ」と説明した。
ソーシャルメディア超入門講座の開催は、茅ヶ崎市の中小企業がウェブを積極的に活用し、事業を伸ばすことによって、地域の経済を活性化することを狙いとしている。ウェブ活用に精通する永友コンサルタントと小菅ITCの力を借り、講座のかたちで、多くの中小事業者に対してウェブ活用のノウハウをわかりやすく伝えることによって、支援を受ける企業にとってのハードルを低くしている。
永友コンサルタントは、ウェブ活用の基本的な施策として、検索エンジン最適化(SEO)の必要性を訴えた。そして、簡単にできるSEOとして、自社サイトが他サイトとリンクされることの数を増やすこと、サイトの内容を定期的に更新すること、ページ中にターゲットキーワードを意識的に多めに入れること──の三つのポイントを伝えた。
また、ウェブ集客に生かすことができる無料ツールも紹介。「Googleプレイス」や「Yahoo!ロコ」のほか、地域情報サイト「Lococom(ロココム)を挙げ、「これらに登録すれば、『地域名+サービス名』で検索されたときに、自社情報が上位に出やすくなる」とメリットを述べた。(つづく)(ゼンフ ミシャ)

会場には、中小企業関係者がおよそ50人集まった